ワーママイズム

小学6年生と4年生の子どもを持つワーママの生活

仕事と子育ての両立 子どもとの向き合い方について振り返ってみた


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私は小学6年生の息子と4年生の娘を持つアラフォーのワーママです。

時短勤務ですが、通勤に片道1時間半かかることもあり、1日のスケジュールとしてはフルタイムのような生活をしています。

入社後5〜6年働き、2度の産休育休をいただいて職場復帰をしていますが、いつの間にかワーママとして働いている期間の方が長くなりました。

目次

いつ頃からゆとりができた?

ワーママ歴を振り返ってみると、下の子どもが1年生の夏休み明けくらいから、ゆとりができてきた気がします。

逆に言うと、わが家ではそれまでゆとりが一切なかった😩

子どもが小さいうちは、毎日必死で目まぐるしく時間が過ぎ、こんな生活いつまで続くんだろうと思っていました。

そして、気がつけば一番大変なときは乗り超えていました。同時に、あのいつも抱っこ抱っこでヨチヨチ歩きだった子どもたちはいません。

いつまでたってもかわいい子どもたちですけどね。

上の世代とのギャップ

今子育て真っ盛りの世代は、自分が子どもだった頃の親たちと生活環境ががらっと変わっているから、見本がない。

私の母は短時間のパート勤務をしていましたが、基本子どもたちが帰ってくる時間には家にいました。

その生活と比較してしまうと、子どもたちと一緒に過ごす時間は確実に少ない。

私が出産した頃の職場は、ちょうど出産後も仕事復帰する流れができてきたばかりの頃。

今もそうですが、管理職の女性は数人しかいません。そのわずかな女性たちは、仕事一筋で男性と同じように働いてきた方たちばかり。

私はこれまでの男性たちのように働きたいわけじゃない。仕事か家族かではなく、その時々でバランスを取りながら両立していきたい。

仕事も子育ても諦めたくない

親世代とは環境が違うけれど、働きたい女性にとっては嬉しい変化。子どもを産んでも女性が働くことが普通になっている。

働き方は多様になってきているし、うちの会社の労務環境は10年前と比べるとありがたいことに改善されてきています。

だけど、まだまだ変化の途中だから、ワンオペ育児は苦しいことも多かった。

子育て真っ只中で、環境が良くなることは待っていられない。

世の中が良くならないと嘆いていてもしょうがないから、まずは自分の周りだけでも巻き込んでいく。

助けてほしいときには助けてほしいことをちゃんと伝える。

だけど、「助けてほしい、あれはできないし、これは嫌」と主張ばかりの人のことは誰だって助けたくない。

だから、勤務時間は人一倍頑張る!

発想の転換

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産休育休をいただき、時短勤務で働いていると、同期がいつのまにやら出世していたりして、置いていかれた気分になる。

そして、時短勤務を続けていくと引き離されるばかり!?

だけど、まだまだ仕事人生先は長い。

仕事に集中できるときは絶対にきます。

子どもが小さいうち、できる範囲で頑張っていたことは決して無駄にはならない。

仕事はまたできるときがくるけれど、子育ては後戻りができない。

自分ひとりではなく、家族全体のパフォーマンスで捉えてみる。

猛烈に仕事だけしてキャリアアップできたって、私は家族が生き生きしてなかったらちっとも幸せじゃない。

夫は?子どもたちは?元気な顔してる?楽しそう?一生懸命になれていることがある?

バランス感覚は大事にしたい。

子どもとの向き合い方

ワーママはやっぱり子どもと過ごす時間は少ない。でも、育休中毎日べったり過ごしていたときよりも、より可愛さが増すこともある。

日々忙しい生活の中、何も考えていないとあっという間に子どもは大きくなってしまう。

時間が限られているからこそ、自分が子育てで大事にしたいことは明確にしておきたい。

大事にしていたこと

①家族の健康を守る

やっぱり家族には元気に過ごしてほしい。そして、子どは親の生活習慣にどうしても影響を受けるから、食事と睡眠だけはちゃんとしたかった。

睡眠が足りていないと子どもはグズりやすいし、免疫力も低下すると思う。

子どもと元気に朝家を出るためには、規則正しい生活習慣が基盤になる。

食事づくりがめんどくさくなるタイミングはいくつかある。

献立に悩むときや、時間に余裕がないときや、疲れているときなんかがそう。

家族の食事をつくるって大変だけど、そのお陰で自分も健康になれる!

私は独身の頃なんか、一人暮らしでろくにちゃんと作っていませんでした。22時とか23時とかに仕事から帰ってきて、コンビニでサラダや春雨スープなんかを買ったり納豆キムチご飯で済ませたり、、、

なんて今の生活は健康的なんだと思う。

あのレシピを試してみたいな♪みたいなワクワク感を大事にするとめんどくさいことではなくて楽しいことに変わったりもします。

通勤時間に、好きな料理ブログなどを見て作りたい気分を高めていました。

そして、献立はざっくり一週間で決めてしまうと平日の悩みは解消できます。

つくる時間も、自分に合ったやり方を試行錯誤してみる。

子どもが小さいうちは、帰ったらなるべく早く食事にしてあげたかった。

帰宅して18:30頃からゆっくり作っている場合じゃない!

だから朝下準備をして出かけていました。帰ったら焼くだけ、温めるだけみたいな感じです。

週末にまとめてつくるパターンをやってみたこともありますが、私には合わなかった。

その日の気分も私には大切だったし、出来たてを食べたいなど。やってみないと分からない。

②愛情を伝える

★一番伝えたい言葉

「大好きだよ」

「ママのたからものだよ」

「生まれてきてくれてありがとう」

毎日伝えていると挨拶のようになります。子どももにっこり。

そして、次第に子どもから言ってくれるようになります。

小4の娘は今でも言ってくれます。

段々と変化して、今はおちゃらけて家族で「愛してるよ〜」「アイ・ラブ・ユー」を言い合っています。

★携帯を見ない

子どもとの時間は携帯を見ないことにしていました。

携帯って見出すときりがない。

私は通勤時間が1時間半とたっぷりあるので、通勤時間が自分の時間。

携帯見放題。ラインの返信だってその時間に返していました。

★スキンシップ

息子はすごく手がかかったし甘えん坊でした。いつもはおっとりマイペースだけれど、感情が爆発するとどうにもならない。怒って泣き叫ぶ、闘牛みたいに私に頭をぐりぐり押し付けてくる。

場所を変えたり、話をよく聞こうとしたり、おやつで目をひこうとしたり、何をしてもおさまらない。

だけど、少し発散させてからおんぶすると次第におさまる。

スキンシップの力はすごい。

朝は子どもたちより早く起きていましたが、子どもが起きたらすぐにおはようとハグをしに行く。

帰宅後も必ずハグ。

ハグをすると自分自身もすごく癒やされます。

★家族との繋がり

子どもたちには愛情を感じて欲しい。

じーじばーばやおじさんおばさん(私の姉弟)は子どもたちをとっても可愛がってくれます。

親以外にも愛情を注いでくれる存在がいるって大きいこと。

じーじばーばともあちこち出かけたし、お祝いごとは集まったりしています。

子どもはどうしても親の価値観の刷り込みがあると思う。だけど、その親の価値観はきっと間違っていることもある。

私は結婚して、価値観の違いに戸惑ったり相手の家の価値観を否定したくなったこともありました。

だけど、受け入れることができてから、以前よりも気持ちが自由になりました。

子どもたちにも色んな価値観に触れてほしい。

定期的に意識していたこと

①1人1人が得意なことを伸ばせているか

自分の長所って自分ではなかなか分からなかったりする。就活のときに急に自分の長所って何だろ?と考えるのは大変だった。

だから、なるべく私から見て、すごいなと思うことは伝えるようにしています。

「手先が本当に器用だよね」「集中力がずば抜けてるよ」「よく気が利くよね〜ママには真似できないよ」「●ちゃんの絵が本当に好き!色使いが素敵だよね」「算数が得意なんだねー理解力があるよ!」、、、

そして、家族一人ひとりの「やってみたい」という気持ちを大切にしたい。

大人になったって、やらなければいけないではなく、やりたいからやる方が何倍も集中できるし、楽しいし、苦に感じない。

誰かのやってみたい!にはすぐ反応できるように気をつけています。

②生活力が上がっているか

わが家では子どもたちが保育園の頃からお手伝いをしてもらっています。

そして、「お手伝い」ではなく、「やくわり」と呼んでいます。

家事は皆でやるものと捉えてほしい。

子どもたちが大人になるころにはもっと共働きがしやすい環境になって欲しいという願いです。

制度がよくなったって、女性が家事をやるものという価値観が根強く残っていると、結局変わっていかないと思うから。

だから、どんな家事があるのかや、やり方を少しずつ二人に同じように教えています。