ワーママイズム

小学6年生と4年生の子どもを持つワーママの生活

義理母との関係 

義理母はとても明るくて人思い。自由で行動力がある。かわいいものが好きで物にこだわりがある。

とっても子どもたちのことを考えて下さるし、可愛がってくれます。

そんな素敵な義理母なのに、結婚当初は一緒に出かけたり、お正月一緒に長い時間を共に過ごすと、決まって後で言われた言葉を思い出してはモヤモヤとした気持ちになっていました。

一緒にいるときは義理母の意見に直接反論をしない方がいいと思っていたので、言葉にできなかった思考が溢れてきます。

日ごろ私は人間関係での悩みはあまり抱えない方です。嫌だなと思う人にはまず近づかないし、仲良くなることはない。

仕事で上司が嫌な場合でも、自分が文句を言われない働きをすれば、上司との摩擦は起きない。

何か嫌なことを言う人がいても、一度は受けとめてもずっと気にすることはしない。

 

でも、義理の両親とは結婚したら数回しか会っていない状態で、急接近することになる。家族になったからって急に相手を理解することはできない。

これから長く続く関係だからいい嫁にならないと、というように変に肩に力が入っていました。

被害妄想だと思うのですが、義理母は、私を自分の価値観に染めようとしているように感じたり。

結婚して数年は価値感の違いに悩みましたが、肩の力を抜いたらすごく楽になりました。今はストレスをほとんど感じません。

私は義理母たちと過ごすときだけは、義理母の価値観に染まってみることにしました。いつもの生活に戻れば自分たちの価値観で生活をすればいい。いいと思ったことは取り入れてみる。私たちは、じーじばーば世代よりはまだ価値観が固まりきってはいないと思う。結構固まっていると思っていたけれどまだ変化させられると気づきました。

私の頭も固かったんだと思います。絶対この考え方が正しい!なんてことはない。

色んな考え方があって、自分たち、実家、夫の実家の考え方などいいとこ取りをすればいい。

姉とは家族が集まったときなどに、義理母の価値観についての話をします。

姉の義理母は、田舎での生活で質素倹約。無駄なものにお金は使わない。遊びも家の周りの自然で子どもを遊ばせたり、高価なブランドやおいしいレストランなどには興味はない。

私の義理母は都会的だし、お買い物が好き。かわいいデザインの洋服や小物、お皿も高価なものを使っている。デパートやおいしいレストラン、新しいことへの関心が高い。生活スタイルもとても自由。

家族によって生活スタイルも価値感もほんとに様々なんだなということを実感しました。

自分の家だって普通と思いこんでいたけれど、変なのと思われているのかもしれない。

価値観が違うのは当たり前で、子どもたちも色んな価値感があることを知った方がいい。それに、親以外にこんなに愛情を注いでくれる人がいるって子どもにとってとても幸せだと思う。


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嫁姑の関係も十数年経ち、今は感謝の気持ちが強いです。子どもたちが大人になったとき、両方のじーじばーばの記憶が心の支えになるといいな。