私は食品企業の品質保証部でマネージャーとして働いています。
常に人手不足で、一向に社員の補充がないので、パートさんを1人増やすことにしました。
パートさんの面接は私が行います。
ありがたいことに、私のグループのパートさん2名は長く勤めてもらっているので、パートさんの募集をかけるのは、実に8年ぶり。
今回、タウンワークで募集をかけましたが、やはり事務職での募集は人気が高い。
募集をかける時期や地域などにもよるかとは思いますが、2週間の掲載で9名の応募がありました。
そこで、時代の変化を強く感じたのは60代前後の男性の応募が4名あったこと。
定年退職をしたけれど、もう少し働きたい方々。
8年前に募集をかけた際のことを思い出すと、そのときにもたくさんの応募があったけれど、ほとんどが女性でした。
子育てが一段落したので、働きたいという主婦の方が中心。
実際、他の部署も含め本部で働くパートさんは、全員女性です。
男性女性という条件で人を判断する時代ではないけれど、正直、面接する前から女性より採用は難しいだろうなと思ってしまうところがありました。
今いるパートさんには働きやすい環境で続けてもらいたいので、今いるパートさんと雰囲気が合う人が良いというのが一つあります。
そして、若手の男性社員が部下にいますが、彼に至っては、「おじさんはちょっと、、、どっちが上司か分からなくなりそう、乗っ取られそう」なんてビビっています。
でも、まずは会ってみないとわかりませんので、1人1人面接し、結果50代男性を1名採用しました。
最終的に候補者を2名に絞りましたが、1名は40代女性で、もう1人は50代男性。
女性の方は話し方や雰囲気もよく、今いるパートさんとも相性が良さそう。
けれど、パソコンスキルはあまり高くなく、育てるのには時間がかかりそうです。
男性の方は、親の介護や実家の事業を手伝うなどの理由で長く勤めていた会社を退職し、週に2〜3回働きたいそうです。
経歴を拝見すると大先輩になりますが、物腰も柔らかく謙虚な方だったので採用を決めました。
採用を決め、周りに報告すると、まず言われるのは「えっ大丈夫?」に近い反応。
面接の時間も限られますし、実際には一緒に働いてみないと分からないことも多い。
けれど、システム系で働かれていた方なので、業務の中で力をお借りしたいこともたくさんあります。
勤務初日はこれからですが、きっと新しい風を吹かせてくれるはず!お互いに働きやすいといいなと思います。
期待しすぎず、だけど楽しみにしたいと思います。