ワーママイズム

小学6年生と4年生の子どもを持つワーママの生活

共働き 女性は損をする!? その3

子どもたちが春休みに入りました。うちの会社は季節休暇は分散して取得できるので、冬休みに休暇をまとめて取らずに、残りの休暇を春休みに取るようにしています。なるべくいつもできないことを子どもたちとやりたい。

今日は、娘がメレンゲクッキーを作りたいというので、ユーチューブを見て一緒に作りました。(写真はイメージ)

ワーママのキャリア

世の中、現状は管理職になりたい女性の方が少ない。旦那さんの稼ぎだけで十分に生活ができて、主婦を希望する女性は、それはそれで素晴らしいと思う。女性と男性で役割がはっきりしていて、生活もしやすいと思う。

わが家は、夫だけのお給与ではなかなか生活が難しい。そうじゃなくても、そもそも私は自立していたいという考え方です。夫に何かあったときに、自分にも稼ぎがあれば安心材料になるし、仕事でしか味わえない達成感もある。

ワーママでも、特にキャリアアップを望まず現状維持を望む女性も多いと思う。中には若い頃は昇進意欲があった女性もいる。そんな女性も現状維持を望むのは、環境がそうさせているのだと思う。男女の役割についての考え方は、育ってきた環境も大きく影響するし、職場はまだまだ男性中心。

女性が働きに出るようになったけれど、価値観は追いつかないまま。周りの働いている女性を見ればまだまだ女性がメインで家事育児をやっている。

子どもを産んで育休を取るのも時短勤務で働くのも家事育児をするのも全部女性。男性も変わってきているとはいえ、主体的ではないしお手伝い程度のことが多い。

だけど、男性の働き方も昔から変わっていないので、夫婦だけでの解決もなかなか難しいよなと私はほぼ諦めています、、

稼ぐ自信がある女性は特に、旦那さんに対して、同じように正社員で働いているのに、平等にならないことに憤りを感じている人が多い。家事をなるべく平等にできたとしても、子どもが体調を崩せば女性がお迎えに行くし、習い事のスケジュール調整や、学校の行事やプリントの確認だったり、全体が上手く回るように主体的に動くのは女性。

人の価値観って自分も含めてそんな簡単に変えることはできないと思うから、現状、女性が男性と同じようにバリバリ働きたいなら、相当理解があって、家事スキルもある男性と結婚しないときっちり家事育児を分担することは難しいのではないかと思う。

わが家は家事育児は私が中心で、子どもたちも家事の戦力になってくれています。今は子どもたちが小学5年生と3年生になり、育児にそこまで時間が取られるわけではないので、時短勤務で早く帰ってくる私が家事を担うことに不満は持っていません。子どもたちとの時間も大事にしたい。夫はゴミを捨てたり、週末一緒に買い出しに行ってくれたり、上履きやスニーカーを洗ってくれたり、洗濯物を干してくれたり、週末は料理を手伝ってくれたり、私の父よりは大分協力的だとは思っています。それでも、子どもが小さかった頃はキツかったし、娘が大人になるころには、もっと無理なく子育てしながら働ける環境であってほしいと思う。

これは完全に長期戦だ。私の父の頃よりは、今の男性は理解があると思う。私の子どもたちの時代はもっと男女が柔軟に協力できるような働き方や考え方になっていてほしい。

息子と娘には、男女関係なく家事を伝えていきたいし、これから私も仕事の責任が増えて行く中で、その時その時で、家族で協力しあえる状態をつくりたいな。時短勤務が明けたら、いよいよ不公平感が出てくるような気もしています、、

共働きで女性は損をするのか?

女性が家事育児を担うべきという価値観が残ったまま、女性が働いている今、女性に負担がのしかかる時期がある。だけど、この10年、子どもを通して色んなことを知ることができた。保育園で働く先生方や、頑張るママたちの生活や気持ち。スポーツ少年団に入ればほぼボランティアで子どもたちにサッカーを教えてくれるコーチや、習い事の先生たち。幼稚園ママたちの生活や気持ち。PTAや子ども会の仕事。学童の先生は若い方もおじいちゃんもいたな。そして、小学校の先生方。今となっては自分たちより若い先生も結構多かったり。

仕事は同期の男性と比べたら一時スローペースになると思う。だけど、長い目で見れば、まだいくらでも仕事に熱中できる機会もあるはず。男性とは違う生活をしてきたから、見てきた景色だって違う。そればどこかで役立つような気がしています。女性は体力で男性には及ばない。でも女性ならではのコミュニケーションの取り方だったり、視点だったりは持っている。男性と同じようにではなく、私なりに仕事でも成長していきたいなと思っています。

仕事以外の世間を知れたことや子どもたちの成長を1番そばで見守れることや、身に付いた家事力は一生物