ワーママイズム

小学6年生と4年生の子どもを持つワーママの生活

50代男性をパート採用して1ヶ月

私は食品企業の品質保証部でマネージャーをしています。

人手が足りず、約1ヶ月前にパートさんを1名採用しました。

1ヶ月ってあっという間ですね。 

パート採用について書いたブログ↓

事務職のパートは応募者が多く助かりますが、少人数で業務をこなさなければならないので、1人1人がとっても重要。

そして、1回雇用すると、合わないのでハイさよなら、とすることもできないので、採用も慎重になります。

9名の応募があり、最後2名で迷ったのですが、結局50代の男性を採用しました。

これまでの仕事の知識や経験がある分、周りとうまく協調できるかや、業務内容を受け入れられるかなど気になりましたが、杞憂でした。f:id:y-kokoro:20240403184433j:image

長く勤務している女性のパートさん2名も、新しく入られた方も謙虚に人に教えを乞うことができるので、人として尊敬です。

新しい方が入ってまだ1ヶ月ほどですが、システム系で長く働かれていた方なので、とても頼りになっています。

ITの部署もありますが、依頼してすぐに対応してもらえないことも多く、自部署にシステムに強い者もいないので、業務を効率化できそうです。

これまで、パートさんの採用は雰囲気が合いそうな方を人柄で採用する傾向にありましたが、今回は、部署に足りないスキルを持っている方を採用できて良かった。

部下は社員2名、パート3 名の小さなグループです。

部下1 名は少々問題がある方ですが、他4名はずっと一緒に働きたいと思える方たち。

皆が働きやすいと感じて長く働いてもらえるようなグループにしたいです。

 

古希祝い 色紙とプレゼント

3月に母は70歳になりました。

昨年の夏に父が75歳で亡くなって、節目は大切にしたいなとしみじみ感じています。f:id:y-kokoro:20240314052630j:image

古希祝いのプレゼント

まずは、母に何か欲しいものがないかリサーチ!

マットレスを30年以上使っているから買い替えたいとのこと。

母は早速近所のニトリに見に行ったようで、好みのものを見つけてきました。

マットレスって柔らかさとか好みがあるし、なかなか買い替えないものだから、具体的な希望を言ってもらって助かりました。

商品は、ニトリのNスリープ。

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その後、母と一緒にニトリに商品を見に行って購入。

母は沈み込むマットレスは嫌みたいで、硬めのものをセレクトしていました。

ちなみに、商品を納品時に古いマットレスを回収してもらうように依頼して、プラス4400円かかりました。

私には姉と弟がいるので皆からのプレゼントです。

色紙の準備

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まずは、写真の準備。母は習字、太極拳、人形づくりの趣味があるので、趣味の写真と家族の写真。

そして、コメントごとに小さめの顔写真をつけられるように顔を切り抜ける写真を準備。

写真好きの家族で、良い写真がたくさんあるので、写真選びも一苦労しました。

私はしまうまプリントを使用しています。

Lサイズ1枚10円からで、簡単に注文できるので便利。

そして、ダイソーで二つ折りの色紙と飾り用シールと、メッセージシールを購入。

姉家族と弟には、メッセージシールを必要な枚数郵送して送り返してもらって準備完了!

色紙づくりは姉と落ち合って作りました。

母と姉と3人でお出かけ予定があったので、1時間早く姉と待ち合わせして作成。

写真を配置したり、ハサミでチョキチョキ切ったり、両面テープで貼り付けたりと、黙々と2人で作業しましたが、あっという間に時間切れ。

色紙づくりはとっても楽しいのですが、何気に時間がかかります😅

1時間弱では無理でした、、、

でも大体は完成したので、シールで飾り付けたりするのは持ち帰って作業しました。

食事会

母も含め総勢11名でお祝い予定だったので、早めに店の予約。

イタリアンのお店で、どれも美味しかった♪

コース料理を食べることなんてなかなかない。

満腹です。

弟夫婦や夫も遠くから来てくれて、全員集合。

皆がこのような集まりを大切に思ってくれていて嬉しい。

記念写真も撮ってもらって、母もとても嬉しそうだったので、私もとーっても嬉しかったです。f:id:y-kokoro:20240313213004j:image

そして、弟夫婦は、私と姉にも秘密にしてサプライズプレゼントを準備していました。

これまでの家族の思い出写真をまとめた動画のプレゼント。iPadも持参して、皆で鑑賞しました。

まだ、父が亡くなって1年経たないので、淋しいですが、母にはずっと元気でいてもらいたいです。

 

事務職 50代・60代男性パート採用について思うこと

私は食品企業の品質保証部でマネージャーとして働いています。

常に人手不足で、一向に社員の補充がないので、パートさんを1人増やすことにしました。

パートさんの面接は私が行います。

ありがたいことに、私のグループのパートさん2名は長く勤めてもらっているので、パートさんの募集をかけるのは、実に8年ぶり。
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今回、タウンワークで募集をかけましたが、やはり事務職での募集は人気が高い。

募集をかける時期や地域などにもよるかとは思いますが、2週間の掲載で9名の応募がありました。

そこで、時代の変化を強く感じたのは60代前後の男性の応募が4名あったこと。

定年退職をしたけれど、もう少し働きたい方々。

8年前に募集をかけた際のことを思い出すと、そのときにもたくさんの応募があったけれど、ほとんどが女性でした。

子育てが一段落したので、働きたいという主婦の方が中心。

実際、他の部署も含め本部で働くパートさんは、全員女性です。

男性女性という条件で人を判断する時代ではないけれど、正直、面接する前から女性より採用は難しいだろうなと思ってしまうところがありました。

今いるパートさんには働きやすい環境で続けてもらいたいので、今いるパートさんと雰囲気が合う人が良いというのが一つあります。

そして、若手の男性社員が部下にいますが、彼に至っては、「おじさんはちょっと、、、どっちが上司か分からなくなりそう、乗っ取られそう」なんてビビっています。

でも、まずは会ってみないとわかりませんので、1人1人面接し、結果50代男性を1名採用しました。

最終的に候補者を2名に絞りましたが、1名は40代女性で、もう1人は50代男性。

女性の方は話し方や雰囲気もよく、今いるパートさんとも相性が良さそう。

けれど、パソコンスキルはあまり高くなく、育てるのには時間がかかりそうです。

男性の方は、親の介護や実家の事業を手伝うなどの理由で長く勤めていた会社を退職し、週に2〜3回働きたいそうです。

経歴を拝見すると大先輩になりますが、物腰も柔らかく謙虚な方だったので採用を決めました。

採用を決め、周りに報告すると、まず言われるのは「えっ大丈夫?」に近い反応。

面接の時間も限られますし、実際には一緒に働いてみないと分からないことも多い。

けれど、システム系で働かれていた方なので、業務の中で力をお借りしたいこともたくさんあります。

勤務初日はこれからですが、きっと新しい風を吹かせてくれるはず!お互いに働きやすいといいなと思います。

期待しすぎず、だけど楽しみにしたいと思います。

 

 

 

 

ついに夫が単身赴任になる 共働き妻の本音

私は小学6年生の息子と4年生の娘を持つアラフォーのワーママです。

3/1から、夫の転勤が決まりました。

夫は単身赴任になります。


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最近の変化

昨年3月、マネージャーに昇進したかと思えば、グループのメンバーがすぐにメンタルの不調でお休みしたり、新しく入った部下もいれば、定年退職となった部下もいました。

業務の幅も広がり勉強しながら、マネージャーとして模索する日々。

そして、昨年の8月には、父を実家で看護の末家族で看取りました。父は救急車で運ばれてから、もって余命1ヶ月と宣告され、その通りになりました。

宣告を受けてから、1ヶ月弱は父のことしか考えられず全力でサポートしたつもりです。

父が亡くなってから、しばらくは気が抜けたような感覚が続きましたが、仕事をしている間は悲しさと距離を置くことができました。

それから約半年経ち、最近ようやく少しずつ以前の生活を取り戻すことができてきたかな、と思った矢先、夫の単身赴任です。

4月からは長男が中学生になるので、それだけでも変化があるというのに!

夫の転勤

夫はこれまで関東限定職でしたが、キャリアアップや待遇を考える上では、全国転勤とは格差があるようで、1 〜2 年前に、もっと仕事の幅を広げたいと試験を受け合格。

そのときに夫婦でも話し合いましたが、夫の意志も固く、私も夫の考えを尊重することにしました。

というより、夫はこうしたい!と思ったら突き進むタイプで、私が何を言っても聞かないだろうなとは思っています。

私が仕事を続けたいことも夫は理解しているので、転勤の辞令が出たら、イコール単身赴任となるわけです。

そして、現段階で、夫1人のお給料ではこの先のことを考えると心もとない。

私も自分の足で立てる経済力は持っていたいと思っています。

 

夫が向上心を持って仕事をしていることは尊敬するし、仕事の幅を広げたいという気持ちも分かる。

私も、もっと仕事ができるようになりたいという気持ちがあるので。

でも、パートナーや子どもたちと離れてまでとは私は考えられないので、仕事への熱意というか、本気度は夫とはかなり違うのかもしれない。

逆に、子どもたちとどのように向き合いたいかもかなり違うのだと思う。

夫は攻めの気質が強く、私は守りの気質の方が強い感じがする。

子育ては期間限定。

今子どもと離れ離れになると考えたら淋しすぎます。

正直な気持ち

いつかは単身赴任になるかもしれないとは思っていましたが、正直「今か〜!」という気持ちで、思っていたより早かった。

変化は突然に起こるものですね。

まぁ、もう話し合いはしたし、お互いのキャリアを尊重すると決めたわけだし、やるしかない!

ただ、不安や不満がないわけではない。

きっと忙しくなったり、子どものことでトラブルや悩みができたり、ハプニングがあったりするときには、特にそうした感情が出てくるだろう。

どこかで、夫のキャリアは優先されるけれど、私はマネージャーとして働きながらも家事育児を1人で抱えるのはどうなんだろう?と思ったり。

でも、よく考えれば、家事は今までより減って楽になりそう。

子どもも成長しているし、そこまで負担ではないかもしれない。

何より子どもと離れたくないのは自分だ!と自己解決。

不安な点は、何年単身赴任になるか分からないこと。

子どもたちも、状況を理解できる年齢になっているけれど、淋しさや、気持ちが不安定になるかもしれないこと。

お互いの生活が忙しく、コミュニケーションが不足することが不安など、夫にも気持ちを伝えました。

 

わが家は、子どもが2才、4才のときにも約1年間夫が単身赴任になっています。

2人育児しながらの共働きで完全なるワンオペ育児。あのときは大変だった〜。

その頃と比べたら、子どもたちも大きくなっているし、きっと乗り越えられるでしょう。

自分なりに大変な経験をすると、過去の自分って応援団になりますよね。

あまり先のことを心配してもしょうがないので、今の生活を大事にしながら、コミュニケーションを取ることだけは大事にしていきたいです。

 

ワーママ やりたいこともやるためのスケジュール管理

私は小学6年生の息子と4年生の娘を持つアラフォーのワーママです。

毎日が慌ただしく過ぎていきます。

父が8月に亡くなってから、より一層、家族が元気ならもう十分幸せと思うようになりました。

気力が湧かない時期もありましたが、当たり前のことですが時間は有限だと強く思うようになり、最近は毎日を大切に過ごしたいと思うようになっています。

やりたいことはできている?

今できることを精一杯できている?

大切な人を大事にできている?

そんなことを考えることが増えました。

アラフォーって、仕事の責任も増すし、親は高齢になってくるし、子育ては真っ最中だし、時間が本当に足りない!

忙しいからか、時の流れが加速している感じがして、息子はあっという間に4月から中学生。 

なんだか今をもっと、噛みしめて生活がしたいと思っています。 

今大事にしたいことは?

・父が亡くなって淋しい思いをしている母との時間を増やす

・家族がやりたいことをサポートまたは、一緒にやる

・大切な友達と会う

・ランニングや筋トレで体作り

・仕事に関連する勉強

・お金の勉強

特に大事にしたいことが明確になったら、具体的にやることをリストにして大まかにいつやるかを決める。

例えば、

・2月→母、姉と陶器市へ行く、◯◯ちゃんをわが家へ招待する、子どもとバレンタインのお菓子をつくる

・3月→皆で母の古希祝い、娘の友達とお泊り会をする、家族でお花見をする

・毎週やること→週に2回は朝にランニングをする

・毎日やること→洗濯物をたたみながらお金についてYouTubで学ぶ、お風呂に入る前にはスクワットをする

など。

勉強時間をちゃんと決められていないのは反省点〜


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スケジュール管理

私は通勤に1時間半ほどかかるので、通勤時間にスケジュール管理をしています。

Lifebearというカレンダーアプリを使っていて、主にプライベートの予定をスタンプで管理します。

仕事のスケジュール管理はマンスリーの手帳をメインに使っていますが、通勤中に計画するのは、カレンダーアプリの方の1ヶ月の全体の流れ。

まずは、学校のことや習い事や、やらなければならないことを入れていきます。

仕事がハードな日も印をつけて、その前後は余裕を持った予定になるように調整する。

予定がパンパンすぎても、息切れしてしまいます。

カレンダーに予定を入れ込んでいくと、やりたいことをできる日って本当に限られている。

あれもこれもはできないから、1番優先したいことから先に予定を入れていっています。

そうすると、後から振り返ったときにも満足感が高い。

「なんとなく過ぎてしまった」ではなくて、「やりたいことがまた1つできた」という感じ。

カレンダーアプリには、前日にできたこともスタンプを押して振り返り。

例えば、筋トレができたとか、書類の整理ができたとか。

頑張ったことを記録に残すと、達成感を感じられ、決めたことがどのくらい継続できているかも振り返ることができるのがメリット。

できていないこともたっくさんあるけれど、全部完璧にはできないから、本当に大事にしたいことだけはやっていきたいな。

 

子どもの写真整理 アルバムづくり

久しぶりに写真をプリントしました。

写真はプリントしてアルバムで保管したい派です。

子どもが生まれてからは同じアルバムで揃えています。

アルバムで残したいけれど、スペースは取りたくない人には、無印良品のアルバムがおすすめです。


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使っているアルバムはこちら↓

無印良品 ポリプロピレンアルバム L判・264枚用 61434957

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薄くてL判の写真が264枚も収納できるので、かさばらない。

同じもので揃えて、100均のナンバーシールを貼って並べて収納しています。

 

子どもたちの成長記録をちゃんと残しておきたいし、子どもたちも小さい頃の写真をたまに見ては嬉しそうです。

それを見ると益々やめられない。 

そして、私も、家族の思い出が詰まったアルバムを見るのが大好き。

我が家は、息子が小6、娘が小4です。

家族であちこち出かけられるのも、なんだかんだあと少しなのかな〜。

家族写真をまだまだ増やしていきたいな♪

 

父の死2-⑤ 肺がん最後の一ヶ月と自宅での看取り 体験談

前回記事の続きです。

8/15(火)、医師から説明を受け、父も承諾してから、モルヒネの量を増やしました。

声は聞こえるけれど、意思疎通はできなくなるとのことでした。

そして、父は眠りました。

それから、看護師さんに教えてもらい、オムツにしました。

格好悪いのは大嫌いな父なので、意識がある間はオムツにならなくて良かった。

ここから先も、どのように症状が進行するのか予測はできませんでした。

変化があったことは、口が開き、自力で出していた痰を自分で出せなくなるので、口の中に泡のような感じでたまったり、鼻から数秒おきに泡状の鼻水が出るようになりました。

鼻水を拭くのに、一人つきっきりになりました。

保湿ティッシュを使って拭いても鼻の下が赤くなってくるので、ティッシュを切って小さく畳んで鼻の下に置いて交換する方法に切り替えました。

これはうまくいきました。

そして看護している私たちも体を休め、朝、仕事前に夫が菓子パンなどを届けにきてくれたので、少し胃袋に入れました。

食事づくりなどもする気になれなかったのでとても助かりました。

お医者さまからは、眠りが浅くなって父が辛そうであれば、緊急用のモルヒネ追加のボタンを押すように言われていました。

父が眠って数時間後、思っていたよりも早く眠りが浅くなってきたのか、手をバタつかせました。

酸素マスクのチューブを外してしまうと困るので、父の手を強く握りました。

かなり強い力で手を動かそうとするので、苦しい?と聞くと頷いたので、モルヒネの追加ボタンを押しました。

でも、こちらの問いかけに反応があったのはそれが最後でした。

父はここにいるのに、もうここにいるのは父ではないような感じがして何とも言えない気持ちでした。

それから、また眠りが深くなり1時間半くらいするとまた手を動かすという状態が1日続きました。

相変わらず、鼻水も出続けているので、夜中は一人父のベットの横に交代で付き添いました。

夜中も一時間半くらいすると、手を動かそうとしました。

父の介護用ベットはリビングに置いていましたが、皆でリビングに寝ていたので、父が動いたら誰かを起こしてサポートしてもらいます。

1人ではなかなか両手を押さえられません。

父に苦しさを尋ねてももう反応はないので、どの程度苦しそうだったら、モルヒネを追加した方が良いのかも分かりませんでしたが、数回は使用したと思います。

8/16(水)、前日は手を力強く動かしていましたが、少し手を持ち上げるだけになってきました。

昼を過ぎると、鼻水もあまりでなくなってきました。

口が乾いている感じがしたので、最後に父が美味いと口にしたレモン水を少し口に湿らせました。

それから、また、皆で温かいタオルで体を拭きました。

夜、夫は仕事から帰ってきて、また付き添ってくれました。

父の周りに椅子を並べて皆で見守ります。

あまり眠れない日々が続いていましたが、徹夜覚悟でした。

家族で懐かしい話をしたりして過ごしました。きっと父も聞いていたはずです。

夜中には、だんだん体が冷たくなってきてしまって、腕や足を皆でさすりました。

一度自宅に帰っていた姉の旦那さんと子どもたちは始発でかけつけてくれることになりました。

父には、「もうすぐ全員集合するよ、頑張って」と声をかけました。

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8/17(木)

それから、朝になり姉の旦那さんや子どもたちも駆けつけ、家族全員が父のベットの周りを囲いました。

父は、体が冷たくなりながらも、全員が集まるのを待っていてくれたように感じました。

呼吸の間隔が少しずつ空いていきました。

父に声が届くようにそれぞれが感謝の気持ちを伝えました。

そして父は最後の呼吸をすると、目からは涙がこぼれました。

こんな言い方は不謹慎かもしれませんが、完璧な最後に感じられ、皆で拍手をしました。

最期まで格好良かった。

家族が一番だと言って、家族との時間を大切にしてくれた父の最期は、家族全員に囲まれたあたたかい時間でした。

余命を宣告されたときや、最後の数日は本当に辛かったと思いますが、毅然としていました。

孫たちもじーじの変化を間近で見て、亡くなるところに立ち会いました。

父は間近で人の死に触れることは、子どもたちにとっても貴重な経験になるはずと言っていました。

父の、最後は自宅が良いという希望を叶えられたことは本当に良かった。

でも、一人だったら絶対に無理でした。

奇跡的に夏休みで、子どもたちの学校の心配がなかったことや、長患いをしなかったことや、姉弟の配偶者も協力的だったことなど色んなことが重なって叶えられたと思います。

仕事を休ませてもらったり、夫もたくさん協力してくれたり、家族が皆忙しい中協力して乗り越えられたことには本当に感謝です。

そして、父が最期まで格好良い生き様を皆に見せてくれたことは一生忘れません。