ワーママイズム

小学6年生と4年生の子どもを持つワーママの生活

共働き 女性は損をする!? その2

社会が女性の管理職を増やそうと思っても、容易なことじゃないなと思う。

子どもを産んで復帰できただけでほっとした。子どもを時間通り保育園に預けて出社できただけで毎日ほっとしていた。保育園から呼び出しがなく仕事を終えられただけでほっとしていた。

子どもが小さい頃はキャリアどころではない。

でもそんな時を乗り越えられたら、子どもも私も成長している。

ワーママとして学んだこと

保育園のお迎えの時間があるから、あと30分で絶対この仕事を終えないと、なんていつだって時間に追わていた。それが、子どもが小学生になり学童のお迎えの時間があるからに変わり、学童に行かなくなっても、子どもがお腹を空かせているからに変わり、約10年間時間に追われています。

家に帰ってからも休むことなく育児しながらの家事に追われて就寝。男性って仕事だけしていればいいんだから楽だよな〜と思うこともありました。

だけど、特に子どもが小さかった頃は大変だったけれど、子どもたちとの濃密な時間はしっかり記憶にあります。細かいことは忘れたけれど、可愛かったあの温もりが脳に刻まれています。男性(うちの夫)はそれを味わっていないなんて損だなと思います。週末だけとかそんな繋がりでは得られない!

子育ては期間限定で、その時を逃したらもうその時間は戻ってこない。

子どもを産んで生活が激変して、いつも時間に追われる代わりに規則正しい生活を手に入れることができました。時短勤務ができているお陰です。子どもの健康を考えて、早寝早起き、遊び(運動)、食事をちゃんとつくって、自分の健康にも繋がっている。子どもが私の生活を変えてくれた、本当にありがたい。

保育園や学童のお迎えがあるから、限られた時間の中で成果を出すことを意識し続けた。男性(うちの夫)みたいにちょっと帰りに飲んで帰ろうなんてことはできない。毎日毎日規則正しい生活を送る。そうすることで、子どもたちも体調を崩しにくいし自分も健康でいられる。

子どもは眠いとすぐグズる。私も睡眠時間が足らないと不機嫌になる。睡眠を1番大切にして、生活と感情のバランスの取り方を知ることができた。

約20年間、子どもを育てることを投げ出すことはできない。思い通りにいってもいかなくても。子どもは親、特に長い時間一緒いる私を見ている。だからまず、私がちゃんとしないといけないと思った。でも、そんな単純なことでもない。何度言っても息子は脱いだ洋服をそのままにするし、ご飯はよく噛まない。辛抱強さを学んでいる。

息子はもうすぐ12歳。育休を除いても約10年間ワーママを継続することができた。20代は目先のことばかりに囚われていたけれど、子育てをしながら、子育ても仕事も、短距離ランナーじゃなくて長距離ランナーにならないといけないことを体感しています。

つづく