ワーママイズム

小学6年生と4年生の子どもを持つワーママの生活

ワーママ 出産のタイミングについて思うこと

仕事と出産のタイミングについて思うこと。f:id:y-kokoro:20220304081721j:image

うちの会社は、私が長男を出産した約10年前、出産後も仕事を続ける女性がまだまだ少なかった。制度が整って間もなかったからです。

私は本当に運が良かった。ワーママで当時人事部にいらした先輩が、制度を良くしようと頑張って下さったから、今の制度がある。当時、時短勤務ができるのは、確か子どもが3歳までだったのが、今では、子どもが小学校卒業するまでとなっている。

逆に、姉の会社は、入社当時良かった制度が、別会社と合併したことで、時短勤務ができる期間が短くなってしまった。

何年も先のことは誰も予測できない。だから、今できる限りのことをするしかない。

 

私は産休に入る前、営業(複数店舗管理)で5〜6年間働いていました。産休・育休から復帰する際はどこに配属になるかは分からない。でも形はどうであれ復帰できる制度があった。

営業でもう数年働いていたら、昇進も考えられました。ですが、私はそこで昇進することは無意味に感じました。

子どもを産んだ後、同じ職務に戻れる働き方ではありませんでした。

子どもを出産するタイミングについて、仕事の状況を考えながらベストなタイミングで産むなんていう神業はどのくらいの人ができるのでしょうか。

私は、周りには申し訳なかったのですが、仕事のタイミングに合わせて妊娠したわけではありません。

周りにお世話になった分、頑張れるときは頑張る。その後、逆に産休に入る仲間を送り出す経験もしました。

会社員で、仕事がひまだな〜と思ったことは入社してから今までありません。

何か業務が一区切りつくことはあっても直ぐに別の案件が入ります。妊娠はいつでもできるものではありません。周りにも不妊治療をしている方は多くいます。

キャリアを積んでから子どもを産むのか、子どもを産んでからキャリアを積むのか。

長い目で見れば、長く働く意志と意欲があれば、どちらも大差はないのかなと思っています。

仕事を休んで同じ職務に戻れなくてもまた与えられた場所で頑張ればいい。

長男の育休を経て復職したのは品質保証部でした。過去に希望を出したことはありません。当時は会社の中で時短勤務の方が少なかったので、本部勤務に考慮してくださったのだと思います。

当時、それまでやっていた業務とは全く異なる業務で、まるで別会社にでも入ったような気分でした。人間関係も仕事もゼロから。そのとき、あれ、今までの経験は何だったのだろうと思ったり、別の部署ですが、本部歴の長い後輩が役職についたりして、苦労が報われないと感じたこともありました。

でも後になって、営業にいた頃の人との繋がりや経験がいきてくることもあったし、店のために改善したいというやりがいに繋がっていることを思うと、無駄な経験はないのだなと感じます。

今となっては、品質保証部で約7年ほどが経ち、周りから頼られるようになってきました。嬉しいことです。

長い目で見れば、どの時期に仕事を休んで停滞するかはそんなに問題ではないんじゃないかと思うこの頃です。