私は、食品業界で働いているワーママです。長男を出産して、約1年間産休・育休をいただいて、復帰後約1年間働き娘を出産。約1年半、2度目の産休・育休を頂いて職場復帰をしています。
2回も産休・育休をいただいて働かせていただいていることに感謝しています。
当時は6時間の時短勤務(実働は6時間半くらい)だったのですが、通勤時間に片道約1時間半かかる私は、フルタイムと同じような生活をしていました。
新卒で入社した会社で5〜6年営業で働き結婚。その後長男を出産して、復帰のときは本部配属となりました。
同じ会社でも、本部勤務は別会社にでも入ったような感覚でした。分からないことばかりで、毎日業務を覚えることに必死。
時間になれば帰れるわけでもなく、毎日のように、保育園のお迎えにぎりぎり間に合う電車に滑り込んで帰宅。
そんな生活の中、なんと夫が単身赴任になりました。結局1年くらいの期間ではありましたが、息子4歳、娘2歳のときでした。忙しすぎてあまり記憶がありません。
■夫が単身赴任でワンオペ育児中大事にしたこと
1番大事なことは睡眠!
睡眠が取れればなんとかなります。子供たちと一緒に21時に寝ていました。そして朝4時半に起床。21時に寝ているので、7時間半は睡眠がとれます。朝家を出るのは7:15でした。
毎日このリズムで生活する。朝4時半頃は子どもたちもぐっすり寝ていたので、家事がはかどるはかどる。洗濯機を回して自分の身支度を済ませて、朝食と夕飯を作ります。夕飯の準備は、後は焼くだけにしておいたり、煮込み料理は、朝ごはんを食べながら煮込むこともできます。途中娘が起きてしまったりしたら、抱っこ紐でおんぶしながらの料理です。
私は夜はゆっくりしたい派なので、元気な朝に家事を詰め込みます。朝は制限時間があるので、すごいスピードで家事をこなすことができます。
私は睡眠が短くなると、イライラしやすくなってしまうので、21時就寝は厳守です。多少家がぐちゃぐちゃでもママが元気が1番。
満足するまで抱きしめる
朝、子どもたちが起きるとすぐにかけつけ抱きしめます。この数分がすごく大事でした。子どもたちが安心して満足すると、朝スムーズにいくことが多かった。私もエネルギーチャージできます。
子どもたちと一緒にいる中で、私が決めていたことは、おんぶや抱っこなどのスキンシップは子どもたちが求めたら必ず応じることでした。
スキンシップに関しては満足しています。本当にしょっちゅうおんぶをしていました。そんな子どもたちも今は小学4年生と2年生。
もうおんぶをすることはありません。おんぶできるのは小さいうちだけ。
限界だと思ったら何もせず寝る。
数ヶ月に1回は限界がきました。特に、金曜日子どもたちを保育園に迎えに行って、家にたどり着くと緊張の糸がほどけ、力尽きます。
保育園の帰り道、自転車の前後に子どもたちと、保育園の荷物と自分の荷物を乗せ、更に金曜日は2人分のお昼寝布団の持ち帰りです。サーカス団にでも入ったような気持ちです。
自転車もさぞかししんどかったことでしょう。何度かパンクしています。
もう限界だと思った帰り道、私は子どもたちに宣言します。「ママはもう眠いから、今日は早く寝るね」と。
帰ったらとりあえずレトルトやら冷凍パスタやらで簡単に食事を済ませ、片付けもせず、お風呂にも入らず。辛うじて歯磨きと洗顔だけして、「もう寝るね〜」
子どもたちも慌てて布団に潜り込んできて、消灯。朝までぐっすり寝れば翌日からまた頑張れます。
子どもたちとの時間、睡眠が私には大切で、それ以外はまぁ色々省いてました。
埃じゃ死なないと思っていたし、平日は朝の数分片づけをする程度。きちんと掃除するのは週末のみと割り切っていました。その代わり、物の管理までできないので、育休中に断捨離して物は少なくしていました。
「大事にしたいことだけ優先する」
「全てはできないと割り切る」