足の踏み場もないくらい物が溢れているお家がある一方で、細部にまでこだわって整理整頓をする方もいる。収納グッズを統一したり、ラベリングしたり、服はグラデーションに収納したり。
そのあたりは、最後の仕上げ、飾り付けのようなものだと私は思っています。料理に例えるなら、お皿にこだわったり、彩りを添えてみたり。料理が美味しければそれだけでも十分だけれど、更に見栄えを意識する。それってプロに近いですよね。
でも、まずは美味しく料理するところがメイン。美味しく料理できないのにお皿にばっかりこだわったって家族は喜ばないのと一緒。
私は整理整頓が好きです。でもかなり大雑把だし、面倒くさがりです。だから、まずは不要な物は意識的に処分して自分が管理できるだけの物の量にコントロールしようと思っています。
整理整頓が好きといっても、必要以上に整理整頓に時間をかけたくはありません。整理整頓が好きなのは、その後の暮らしが楽になるからです。
色んなところで、素敵な収納グッズや見た目にきれいな収納例を見ることができるけれど、自分の家族が暮らしやすいかが1番大切だと思う。
見た目だけ真似っ子しても自分と自分の家族が使いにくければ元も子もない。
物の要不要を判断して、どこに置いたら使いやすいか決めて生活してみる。生活してみるとやっぱり違う場所の方が使いやすかったりもする。
しばらくして物の使いやすい場所が定着してから、収納グッズを買うくらいでもいいのでは？そもそも収納グッズがいらなかったりもする。そうすると、無駄に収納グッズを買うこともない。
見た目にも美しい収納まで極めたいという美意識の高い方は、最後の仕上げは楽しいでしょうね。暮らしやすくて見た目にも美しければ最高ですね。
私はというと、そこにあまりこだわりはありません。扉の中のハコがおしゃれかどうかを誰が見るというわけでもないし、そこにお金を使うことに、我が家では重きを置いていないからです。
でも、味で勝負じゃないですが、使いやすさ、暮らしやすさは更新していこうと思っています。
