ワーママイズム

小学6年生と4年生の子どもを持つワーママの生活

共働き 女性の自立


f:id:y-kokoro:20220222191456j:image

自立心が強い私。私には3つ違いの姉と弟がいる。3人の中では1番自立が早かったように思う。

 

実家では、私が物心がつく頃には二段ベッドがあった。姉と私用だ。二段ベッドがあっても始めのうちは、両親のベッドに一緒に寝ていた。

幼稚園の年中さんくらいだったと思う。2歳上の姉はまだ両親と一緒に寝ていたが、私は急に一人で寝ることに決めたのを覚えている。姉よりも先に一人で寝られることを誇らしく思っていた。

 

家を出たのも私が1番始めだった。就職が決まり、大学を卒業すると、一人暮らしをすることに決めた。

 

私はどうしても今勤めている会社に入りたかったわけではない。気づけば入社してから16年ほどになる。私が就活したのは丁度就職氷河期の終わり頃。食品関係の会社で働こうと決めていて、数十社にエントリーシートを出し、やっと内定をいただけた会社だ。

入る前から、働き方は厳しいだろうと想像していたし、特に働き方には期待もしていなかった。決めたからにはやるしかないという心境だ。生活が不規則になり、親に変に心配をかけたくないという思いで、一人暮らしをすることに決めた。大学卒業まで面倒を見てもらったら、自分の足で歩くしかない。

 

昔から父は、親の責任二十歳までといっていた。その影響が、強いのだろう。

こんな考え方の私は、結婚しても(する前から)、結婚したら、仕事を辞めるという選択肢は考えていなかった。学校から帰ると必ず家に母がいる家庭だったが、私も姉も結婚・出産後も働き続ける道を選んだ。

 

最近、結婚した20代の知り合い。彼女は学童の先生として働いている。まだ子どものことは考えていないというのに、なるべくなら仕事は辞めたいという。旦那さんのことも知っているが、一般的な会社員だ。

他にも数人、20代の女性から同じような考えを聞き、まだまだ結婚したら正社員の仕事を辞めるという考えの女性も多いものなのだなぁと感じた。

 

ものすごくお金を稼ぐ能力に長けている男性と結婚できたら、自分は家庭のことをきちんとやる方がいいのかもしれない。そうではないなら、私は怖くて仕事を辞めようとは思えない。

 

仕事を続けたくても辞めざるを得ない環境の人も多いとは思う。子どもがいて、フルタイムで男性と同じように働くには日本ではハードルが高すぎる。こんなに「仕事を続けよう」と思っている私でも、いつ辞めざるを得ない環境になるか分からない。だけど、働ける限り働き続けたいと考えている。

 

共働きにはメリットが大きいと思う。

その1

例えば夫のお給料がなかなか上がらなかった場合、自分が働いていなかったら、生活が苦しいことを夫のせいにしてしまうかもしれない。私は自分が稼げるようになりたいと思っている。稼げるようになれなかったら、自分の責任だ。

 

その2

もし結婚した相手が暴力を奮ったり女性関係で問題があるなど、どうしても一緒にいれなくなった場合にも、相手に頼らずに生活できる。

 

その3

夫が病気や怪我、仕事がなくなったりしても収入がゼロにならない。助け合うことができる。

 

 

「仕事を辞めることはいつでもできる」

「自分に収入があると、何かあったときに強くいられる」