ワーママイズム

小学6年生と4年生の子どもを持つワーママの生活

共働き 家事の分担

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私の高校時代からの友人はタイに住んでいる。
カナダ人の旦那さんと子ども1人がいる。彼女と旦那さんは同い年で、職業も同じ。




彼女は家事の平等に厳しい。同じ働き、似たような収入なのだから、平等が当たり前という考え方だ。彼女の周りではベビーシッターを雇う人も多いそう。色んな形があって良いと思う。




我が家の場合、家族が協力して家事ができるようになるまでに何年もかかった。子どもが小さいうちは、私ばっかり大変だという気持ちが募りイライラしてしまうこともしばしばあった。平日仕事をしていると、どうしても週末に家事が溜まってしまう。夫がゴロゴロしていると、私はそんな時間ないのに!という気持ちで、手伝ってよ!と伝えたり、洗濯物のカゴを夫の前に置いて、これお願いね!と頼んだりして、夫の「休みの日くらいTVをゆっくりみたい」という気持ちと、私の「段取りよくやらないと家事が終わらない」という気持ちが噛み合わずにお互いにストレスだったと思う。






物事がうまくいかないとき、そのまま自分を押し通してもうまくいかないままだと思い、私のスタンスを変えることにした。
先輩アルバイトが新人に指示を出すようなやり方では夫は気分がいいはずがなく、嫌々やることになる。
私は夫に頼りにしていることを伝え、やってもらったら感謝することを意識した。誰だってやったことに対して感謝されたい。私がスタンスを変えると、少しずつ2人で協力していくことができた。色んな家庭があると思う。以前雑誌で、家事を全て書き出して作業量を見える化して相手に理解してもらい、夫婦で家事を分担するという方法を見たことがある。理論的に伝えてうまくいく夫婦もあるのだろう。




うちの場合、私は理論的に考えるタイプで、夫は感情や直感で動くタイプ。一般的には男女逆なのかな!?
家事分担だけでなく、お金や子どもの習い事や色んなことについて、理論的に正論で納得させるよりも、私が夫の気持ちに寄り添う方が回り道のように見えて案外近道だということがここ数年でより分かり、うまくいくようになった。




あとは、うちでは夫だけに頼らず、子どもたちにも家事を分担している。これは子どもたちが5才くらいからやっていることだ。私は「お手伝い」ではなく、「役割」と言っている。皆で生活するのだから、皆で役割を決めようね。という感じで、数ヶ月に一度、子どもたちと役割を決めた。何ができそうか子どもに考えてもらう。牛乳パックを切ったり、くつを並べたりといった具合だ。


今は2人とも小学生。ご飯を炊くことや、麦茶をつくったり、ゴミをまとめゴミを出す、牛乳パックを切ったり、シャッターをしめたり、、様々なことを担ってくれ、本当に助かっている。






子どもたちが大人になる頃には、増々共働きが増えるのだろう。息子も娘も生活力をつけてもらいたいと思っている。祖父母の時代、父母の時代に比べれば今は男性もすごく協力的になっている。更に子どもたちの時代には夫婦が当たり前に協力し合えるように伝えられることは伝えていきたい。